kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

戦場のピアニスト

ムービー・プラスでやってたのを観た。第2次世界大戦中、ナチスに迫害されるユダヤ人ピアニストとその周囲の人々の話。実在のピアニストの自伝的小説が元になっているそうだ。

映画の中では、ユダヤ人たちが異様なほど簡単に殺されていく。隊列の中から指示されて前に出たらバン、質問したらバン。道端に殺されたのか飢えたのかわからない人々がたくさん倒れている光景があたり前のように映し出されていた。

こういう世界があったのかと思うと、複雑な気分になる。戦争中なんかと比べて僕らは幸せだと言うのはあんまり好きじゃないけど、そういう時代を経て、いまがあるんだよなぁ。でも世界から戦争がなくなったわけじゃないんだよね。いまも戦争は続いているし、わけのわからない理由で死ななきゃいけない人たちもたくさんいる。

監督のロマン・ポランスキーについてウィキペディアを見ると、なかなか激しい人生を送っているのだな。アメリカに入国できないんだってさ。