プログラミングの心理学―または、ハイテクノロジーの人間学 25周年記念版
- 作者: ジェラルド・M.ワインバーグ,木村泉,久野靖,角田博保,白浜律雄
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2005/02
- メディア: 単行本
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プログラミングの世界では有名な本。学生の頃、SAP氏が買ったのをちょっと読ませてもらってもらって面白いなーと思っていたのだけど、自分でちゃんと読む機会がなかった。このあいだ25周年記念版というのを買ってきて、ぼちぼちと読んで、今日のシゴトからの帰り道に読み終わった。
25年どころかもっと古い本で、出てくるネタも古い古い。でも、いまでも十二分に通用するソフトウェア開発の問題点への考察がたくさんあって、さすが記念版で出るほどの名著という貫禄がある。コンピュータとかプログラミングってデジタルだとか人間味がないとか言われがちだけど、実際にいじってる人からするとかーなり人間的な活動なんだよね。そういう「人間活動としてのプログラミング」という観点では原典にあたるような本なのだと思われる。