ビル・ゲイツが Microsoft の第一線から退いて慈善家になるというニュースが流れた。
僕は Microsoft と同じ 1975 年生まれだから、ビル・ゲイツは僕の人生を通じてずっと Microsoft の第一線にいたわけだ。長い。
想像でしかないけど、彼はかなり純粋にコンピュータの力でより良い世の中を作ろうと思っていたんじゃないかと思う。お金云々というよりもね。ただし、あくまで自分でやりたかったから、ライバルに道を譲るわけにはいかなかった。それが結局、貪欲なまでに独占的な立場を求めているように見えたんじゃないかな。
Microsoft で彼がつとめていたチーフ・ソフトウェア・アーキテクトの後任は、Lotus Notesの生みの親のレイ・オジーだそうだ。世代交代というわけではないのね。
きっと、慈善家になったとしても、Microsoft と無縁の活動をするわけではあるまい。Windows PCを寄付してまわったりするとかね。そうやって、形は違えど、これまでと同様にコンピュータの力でより良い世の中を作るために尽力していくのではないかと思う。
とにもかくにも、ひとまずお疲れ様でした。