kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

食事中のテレビを消す

家族で外食すると会話がはかどる。

その要因のひとつが「お店にはテレビがない」ということだと思っている。家で食事をするときにテレビがついていると、どうしてもテレビに注意力をもっていかれるし、会話しなくてもテレビが話しているのでなんとなく会話が生まれにくい気がしている。

じゃあテレビを消せばいい。まったくそうなのだが、テレビを消すとシーンとしてしまうので、それはそれで違う。会話は生まれるが、会話がない時間の静寂が不自然に感じる。

じゃあ音楽でもかければいい。まったくそうなのだが、これまで我が家にある単体スピーカーといえばAmazon Echoくらいだったので、音質やら使い勝手やらでそれで音楽をかけようという気にならなかった。Apple TVでApple Musicをかける手もあるが、それだとテレビをつけないといけないんだよね。光って動く平面(テレビの画面)があると、それに気をとられてしまって微妙に会話の妨げになる。

そこにやってきたのが、我らがサウンドバーだ。音質的にも価格的(?)にも「これで鳴らせれば満足」というアイテム。もともとはテレビの音を出すために買ったわけだけど、簡単にBluetoothスピーカーになる。

「さぁメシだ」という時に、テレビは消したままサウンドバーをBluetoothに切り替えて、手元のiPhoneを接続。Apple Musicでジャズのプレイリストあたりをかければ、なかなか雰囲気が出る。シーンとした寂しさもないし、気になる画面もない。すばらしい。

大事なのは、自分が好きな曲を選んだりしないこと。「次に何をかけようか」みたいなDJモードに入るとそちらに注意が奪われてよろしくない。あくまで食事のときの環境音楽として良さげなプレイリストやラジオを流しておけばいい。

そういうわけで、家で食事する時の雰囲気がとても良くなった。予想外の効果。

まぁね、これまであった機器でも食事中にテレビなしでiPhoneからBluetoothApple Musicを流すことはできたのはできた。でも、その機器のイメージや目的とか、ちょっとした使い勝手とかで実際にそうするかが変わってくる。そういうもんだよね。