kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

サウンドバー

一年ほど前にリビングのテレビを新調した。初めてのREGZAで操作性や映像等々には満足したんだけど、スピーカーでちょっと気になることが。

音質は上々でありつつも、後ろ向きに音が出る設計になっており、どちらかというとテレビの後ろ側にいたほうがよく聞こえる。後ろが壁とかなら問題ないのだろうが、ウチはテレビの後ろは別の部屋みたいになっていて、テレビが部屋の区切りみたいな役割も担っている。だからテレビの後ろ側の部屋(的なところ)にいると、やたらテレビの音がよく聞こえるという状態になってしまった。

それがイマイチということで、テレビのヘッドフォン出力からポータブルスピーカーを左右2つ接続して使っていた。基本的にはいいのだけど、アナログ出力なのがちょっと気になっていたのと、アナログなせいなのか何なのか、たまに音が割れるように聞こえたり、左右のボリュームを合わせるのが面倒だったり、左右それぞれに電源が必要だったりという問題もあった。

我が家は音楽や映画好きなこともあり、けっこう前からサウンドバーについて考えてはいた。なかなか踏ん切りがつかずにいたのだが、コツコツためているAmazonポイントがたまったこともあり、DENONDHT-S217Kをエイヤと注文した。といっても、いちおうサイズとか機能とかチェックはした。サイズはテレビの前にギリギリ置ける。そしてせっかくなのでDolby Atmos対応にした。

Amazonポイント行使でさほど痛みを感じない出費で買えた。気分の問題でしかないけど、気分重要なので。

2日ほどで到着してさっそく接続。けっこうデカい。

ウチのREGZAHDMI 1がeARC(enhanced Audio Return Channel)になっているのでそこから音声信号が出る。サウンドバーのeARC入力にHDMI 1からケーブルで接続して、これまでHDMI 1に入力していたBlu-rayレコーダーをサウンドバーに接続した。これで、テレビでどの入力機器を選択しても、音声出力がHDMI 1のeARCからサウンドバーに入力されて、音が鳴るというわけだ。

試してみると、さすがに音がいい。

サウンドバーにはインジケータがついていて、その時の入力音声フォーマットがわかるようになっている。Dolby Atmosの場合は青く光るはずなのだが、Apple TVでDolby Atmosな音楽や映像を流しても青くならない。むむ。

どうやら、テレビもAtmosに対応してないとダメっぽいのだな。まぁ、Dolbyってだいたいそういうもの(最初から最後まで対応してないとダメ)だというのを聞いたことがあるので、仕方ない。ただ、Apple TVを直接サウンドバーに接続すればいけるはず、と試してみたら、ちゃんと青く光ってDolby Atmosになった。めでたしめでたしなのだが、それだと当然テレビからの音を出せなくて不便なので、普段使いはあきらめるしかない。「どうしても空間オーディオを楽しみたい」という時だけ、接続しなおせばいい。正直、違いもあんまりわからんし(あーあ)。

何はともあれテレビから出る音がよくなって、音楽や映画を楽しむ気分がだいぶ上がったのでめでたい。