kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

新潟県中越地震

10/23に地元、新潟県中越地方を地震が直撃。震度6クラス。えらいこっちゃ。

関西在住の僕が知ったのは、地震発生後間もなく、知人からの携帯メールだった。僕はイベントの後片付け中で、テレビもなくて情報がわからんし、電話もぜんぜん通じない。たまーに呼び出し音までなっても、誰も出ない。どうなってんだー?という気分。

しかし、その頃すでにイベントの打ち上げははじまっていた。右往左往しても仕方がないのでとりあえず打ち上げに参戦。せっかくの機会だ。打ち上げないわけにはいかない。

そのまま打ち上げながらも、何度も実家へ連絡しようと試みた。その度に通じない。日付もかわろうかという頃になって、携帯はもうあきらめて公衆電話を使ってみることにした。実家は呼び出し音がなるけど誰も出ない。そこで、かろうじて電話番号を覚えていた近所のけけ氏に電話をした。けけ氏に連絡するのは何年ぶりかな。

けけ氏の家には無事に電話が通じて、幸いにもけけ氏本人が出た。彼は簡単に状況を説明してくれて、さらに、うちの実家まで見に行ってくれた。「建物は大丈夫みたいよ。でも、中には誰もいないみたい」と報告してくれた。やはりけけ氏はいいヤツだ。

それからほどなく、ようやく母親の携帯につながった。みんな無事だけど、家の中は危ないからクルマの中に逃げているとのこと。第一報を聞いてからいろいろなことを心配したり覚悟したりしていたけど、とりあえずほっと一息。ふー。

あれから2週間以上、毎日、新潟のニュースが流れている。かなり大きな余震も続いている。うちの実家周辺は幸いにして被害のもっとも少ない地域のひとつだったようで、家族はみんな元気だ。初日こそ車中で夜を明かしたものの、その後は自宅で暮らしているし,電気やガス、水道も元に戻っている。

それでも地元が受けた大打撃の様子を見るとこの先どうなるのか心配だし、被災者が地元の方言でインタビューに答えるのを聞くとつらい気持ちになる。実家はともかく、身近な人で大きな被害を受けた人もいる。こんな中,これまでにいろいろな人から心配をいただき、全国からたくさんの支援が新潟に届いている。とてもありがたいことだ。ひとまずは余震が収まってほしいけど、収まったあとも大変だろう。今後とも、ご支援のほどよろしくお願いします。