kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

Macintosh 40 周年

1984年1月24日に初代Macintoshが発表されてから、40年がたった。30周年の時のような記念サイトはなさそうだが、記念にその歴史を凝縮したようなAppleロゴが公開されている。まずは、40回目の誕生日おめでとうございます。

実は30周年の時も同じような書き出しでブログを書いた。あの時はMacとの出会いについて書いたので、今回は少し違う切り口でMacについて書く。

あれから10年たった今も、Macをメインで使い続けている。2014年はOS X 10.9 Marverickだったはずだが、いまはmacOS 14だ。数字だけ見ると3.1しか変わっていないように見えるけど、MacのOSは歴史的経緯でバージョンの呼び方がややこしく、実際には毎年のメジャーバージョンアップを重ねた結果のmacOS 14だ。

2014年の1月はまだApple Watchの発表前だった。Apple MusicもAirPodsもなかった。

僕はというと、2016年に今の会社に転職。転職後も変わらずMacを使って仕事を続けている。あとはコロナ禍で在宅勤務中心になったりとか、この10年でライフスタイルは大きく変わった。年齢のおかげで肉体も衰えるしね。いやはや。唯一良いのは、10年前に比べると体型はいくらかスリムになったということ。糖質制限

Macを通じて出会ったAppleから、いろいろなことを学ばせてもらった。1990年代半ば、誰が見ても潰れそうな状態からの復活劇、それを実現した製品開発への徹底したこだわり。特にiTunesにはじまりiPodiPhoneApple Music、AirPodsとつながる音楽方面への展開は奇跡的。他のあらゆる面でも、ソフトウェアやハードウェアを通じて人々を感動させるっていうのはこういうことか、というのを鮮かに見せてくれた。すべてが完璧じゃないし、正直どうよと思うこともたくさんあったし今もあるけど、Appleは人類の前進に大きく貢献してきたと思う。

高校生の時にパソコンマニアとしてMacに出会い、HyperCard, QuickTime, QuickDraw GX, QuickDraw 3D, OpenDoc, Cyberdog, Dylan, Copland, Rhapsody, Darwin, Cocoa, Core Data, WebKitCocoa Touch, Siriなどのテクノロジーにワクワクしながら30年くらいを過ごしてきた。いろいろあったな...。さらにCocoa勉強会やKOF(関西オープンフォーラム)、Appleプラットフォーム向けのソフトウェア開発の仕事を通じて、いろいろな人に出会うこともできた。ずっと交流が続いている友人も含まれている。

かつての牧歌的な趣味パソコンの時代からインターネット時代、スマートフォン時代をへて、いまAI時代が訪れつつあるんでしょうかね。ソフトウェアで動くシステムはすでに社会基盤になっていて、安全性や信頼性の要求はどんどん高まっているし、悪い奴らがいたずらや犯罪に使うせいで、マルウェアやらサイバー攻撃にも莫大なエネルギーをかけて対処しなくてはいけなくなっている。

いま、テクノロジーに心底ワクワクできるかというと微妙な気がするけど、人間社会の進歩にどんなことが大切で必要なのか。そこにテクノロジーが役立つ部分もあるはずなので、そういうところに僕の経験をいかせればと考えている。

うーん、こういうことを書くつもりではなかった気もするけど、まぁよし。