kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

マイケル・サンデル「実力も運のうち 能力主義は正義か?」

マイケル・サンデル本。発売当初に買って積読状態だったのを読んだ。

現代社会が持つ能力主義(功績主義)という差別・分断の構造を広く深く論じている。うっすらとした問題意識がなかったわけではないが、思ったよりもずっと根深く、深刻であると感じた。

いわば現代社会における「評価制度」や「KPI設定」が本当により良い社会の実現につながっているのか、という話。