backspace.fm でお馴染みの西川善司さんによる記事。
レイトレーシング自体はずいぶん前からあって、映画のCGなんかでは膨大な計算時間をかけ使われてきた。中学生か高校生の頃、チェッカー柄の床の上に光沢のある球体が2〜3個浮かんでて、それらが互いに映り込んでいるCGなんかを雑誌で見て「おお、レイトレ」と憧れていた。ああいったCGも何時間もかけて計算されていたのだろう。
それが個人が買えるPCやゲーム機でリアルタイムでレイトレーシングによる表現が可能になったという時代。1枚の絵を描写するのに何時間もかかってたのに、今やグリグリ動く。レイトレ有り/無しを比較すると、これまで「超リアル」に見えていた映像が急に見劣りしてしまう恐しさ。
でも、当たり前だけど現実世界のほうが精度も解像度もFPSも最高の映像を見せてくれる。しかも電力いらず。自然すごい。