ついこのあいだまで赤ん坊だった娘は昨年11月に4歳になった。今年の11月にはもう5歳だ。早い。早過ぎる。
保育園通いも丸3年になろうとしていて、いまのクラスは今日が最後。明日は新年度準備のため保育園が休みで、週明けから、新しいクラスに通うことになる。
保育園のおかげか家庭教育の成果か、とにかく娘はどんどん成長していてびっくりさせられることばかりだ。そのへんの様子をいくつか記録しておく。
文字
ひらがな、カタカナ、アルファベットはすっかり読めるようになった。あれこれ読めるのが楽しいらしく、道を歩いていると看板やらポスターを声に出して読んでいる。はじめのうち苦労していたのが「さ」と「ち」の区別。いまは大丈夫、だと思う。
書くほうもけっこう上手になってきた。自分の名前を画用紙やら、くもったガラスやら、ふすまやら(ヤメテー)、あちこちに書いている。数日前に長岡の祖母に手紙をしたためて送っていた。絵や平仮名からなる抽象アート風であったようだ。
絵
人の顔を描くのがうまくなってきた。そのうちサンプルを載せよう。
歌
iPhone や iPad や Apple TV で YouTube やらミュージックビデオを見まくっているので、いろんな英語の歌をかなり上手に真似る。子どもっぽいところでは「ABCのうた」、"おいおい"と突っ込みたくなるころではデヴィッド・ボウイの「Queen Bitch」とか。いちばん好きなのはたぶんマイケル・ジャクソン。
保育園では音楽の時間にはりきっているそうで、音楽好きに育ってほしいと願う親からすると嬉しいことだ。
店員さんごっこ
親を客にして、店員さんごっこをする。「いらっしゃいませー」「何になさいますか?」「以上でよろしいですか?」「お待たせしました」など、かなり正確に使いこなす。外食したときにいろいろ観察してるのかな。
じょせい
性別については「おれ」「わたし」という区別をしている。パパは「おれ」、ママは「わたし」。
「おれ」は「かっこいい」、「わたし」は「かわいい」のがいいという価値観がある。お洒落をした姿を「かっこいい!」とか言うと「かっこよくない!」と反発。青い服などは「これはかっこいいからイヤ」と言ったりする。1年くらい前は親の与えたものを何でも着ていたのに、半年ほど前からはあれこれ選り好みするようになった。
「わたし」が大人になると「じょせい(女性)」になると認識していて、「じょせいみたい」と言うのは褒め言葉。なのでちょっとお洒落をしたり、大人っぽい行動をしたときには「じょせいみたい」と言うようにしている。「だんせい」も認識している。
数学
ものは試しと「はじめてであうすうがくの絵本」を買ってやった。物事を抽象化・多角化して考える力がつきそうな内容になっている。ちょっと難しいながら、意外にも気に入って何度も読んでほしいとせがまれる。まだ自分でちゃんと理解はできていないと思うけど、ちょっとずつでも面白さがわかるといい。
同じようなノリでNHK教育の「マセマティカ2」も録画してみた。小学校3-4年生向けながら、演出が気に入ったようで何度も繰りかえし見ている。
目指せ数学ガール...なのかな。
...とまぁ、とても書ききれないけど、本当に驚くような言動がたくさんあって、笑いが絶えない。そして何より、基本的にやさしくて思いやりのある性格に育っていることがありがたい。
人生全体から考えれば、娘と濃密な時間を過ごせるのはごく限られた期間にすぎない。いまはその時間を大切にしつつ、将来、自分自身の力で楽しく生きられるようになるための手助けをしていきたい。
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