kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

のぞみに閉じ込められる

昨日はシゴトの用事で東京に行った。そうしたら、帰りの「のぞみ」が途中で止まってしまって、けっこうえらい目にあった。原因は「のぞみのドア開け乗客転落死か 静岡のトンネル」という事件。

僕は、品川21:10発の新幹線に名古屋の人といっしょに乗車した。2人でビールなどを飲みつつ話をしていたら、新幹線がスローダウンしてそのまま停車。「もう名古屋?」とか思ったけど、どう見てもまだ駅じゃない。品川を出てまだ1時間くらいしかたってないし。車内アナウンスによると、前を走っていた車両で人身事故があって、点検をしたり警察が現場検証をしたりしているので待ち中、ということだった。

まぁ、それほど長くはかからないだろうと思っていたのだけど、1時間、2時間と過ぎ、日付も変わってしまった。まわりの人はほとんどが寝ていた。かなり空いていたから、寝るにはいい感じだった。混んでたらもっと殺伐とした雰囲気になっていたであろう。僕らは相変わらず飲んでたけどね。

そんなこんなで運転再開したのは午前1:40ごろだった。これから新大阪についても3:30とかだよー。

2:30頃に名古屋についた時にはかなり眠くて、同行の人が降りたあとすぐに眠ってしまったらしい。自分が眠ってしまったことも気付かず、停車している新幹線の中でぼんやりと「なかなか名古屋から発車しないなぁ」と思っていたら、実はもう新大阪に着いていた。JRの人に声をかけられるまで気付かなかったぜ(寝ボケすぎ)。

新大阪では仮眠用の車両が用意されているということだったけど、駅からそれほど遠くない僕はタクシーで帰ることにした。ホームから階段を降りると、特急料金の払い戻しのために長蛇の列ができていた。印だけもらえば後日でも良いということなので、改札でハンコをもらってさっさと駅を出た。出たら出たで、タクシー乗り場に長蛇の列。一瞬憂鬱になったけど、いつも使っているいちばん端の3km以上用の乗り場は10人くらいしか並んでなかったのでちょっと安心。タクシーからすれば入れ喰い状態なので、じゃんじゃんやってきては、じゃんじゃん人を乗せていた。

10分くらいして、僕もタクシーに乗れた。タクシーの運転手さんは「また戻ったらいるかなぁ?」とか、他の仲間と連絡を取ろうとしたりとか、このチャンスを逃すまいとがんばっている様子だった。いちおう、深夜料金だしね。到着後も急いで来た方向に戻っていった。また新大阪駅に行くのだろう。

そんなこんなで午前4時に自宅に到着。ふじまるさんは赤子に授乳中で起きていた。ふー、疲れました。でも名古屋まで二人だったから、まぁ、それなりに楽しかったというのもあるけどね。

今日になってから事件の記事を読むと、よくわけがわからない。「のぞみから転落」ってどういうこと?わけがわからんから、現場検証に時間がかかってたんかな。JRの人もたいへんだよな。