kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

国の信用度

マンションからの飛び降りなど異常行動と因果関係が疑われているインフルエンザの特効薬「タミフル」を10代の患者に投与しないように厚生労働省が発表して大きなニュースになっている。タミフルを投与しなかったばっかりにひどい苦しみを味わう人がいなければいいけど。10代に関する異常行動の発生率はどんなもんなのかな。

こうやって「国」の見解に振り回されるのだなぁ。「国の言っていることは信用できない」とか「国が認めているんだから安心」とかいろいろある。「特保」もよく売れるそうだし。

「国」だけじゃなくて、僕らはいろんなものを信用することで日々暮らしているわけだけど、どうして信用しているのか考えてみると面白い。たとえばレストランで出てくる食事に毒が入っていないことは信用しているわけで、それは、毒なんか入れてもレストランの利益にならないどころか大損害につながる可能性が高いからだよね。レストランが自身の利益を最大化しようとしたとき、僕にまともな食事を出すであろう、と期待できる。そうなるように、法律とかの社会システムも整備されている。

じゃあ、「国」ってのはなんで信用できるのか。実際はともかく、信用できるものであってほしいとは思う。そこで僕らは「国」の主権者として、その信用を高めるような行動をとれているのか。そんなことを考えると「主権者ってのはメンドくさいなー」とか思ってしまう。いかんいかん。