kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

ソーシャルブックマークつづき

昨日の続き。なぜ僕がソーシャルブックマークを重要だと思うのか。

僕は「ウェブユーザーなら Google を知っていて当然」と思っていたりするんだけど、実際には「Google って何?」とか「知ってるけど使ったことない」という人はたくさんいる。他にもウィキペディアなどのように「ほとんどの人に有益なサイト」というのは存在する。だけど、いつどうやって Googleウィキペディアの存在や便利さを知るかは人それぞれで、知らない人がいるのも当然なんだよね。そういうところもウェブの良いところではあるのかもしれないけど、やはりあるていど「常識」と呼べるものが出てきてほしいと思うことは多々ある。

もちろん、ほとんどの人は当然のごとく知ってるのに僕は知らない超便利サイトなんかもあるだろうしね。実際、はてなブックマークの「注目のエントリー」なんかは今の僕の貴重な情報源となっている。ニュースサイトが提供してる情報ではなく、今のウェブ上で実際にどんなことが話題になっているのかがわかる。たとえばいまだと「高橋メソッド」が盛り上がっていて、それを読んでなるほどなぁと思うわけ。

他にも「メールを書く心がけ」とか「賢い質問のしかた」とかみたいに、多くの人、特に同じ会社の仲間とかにはいちど目を通しておいてほしいなぁと思うようなページもある。そういう情報を、中央集権的ではないカンタンな方法で集めたり共有したり提供したりできるってのが、とてもよろしいと思う。

ブログは、多くの人がウェブ上で日ごとにあれこれ書きたがっているというニーズが抽出されてきた結果として、確固たるアプリケーションとなり定着した。ソーシャルブックマークは、ブログの用途のひとつである「注目ページ紹介」的ものをより簡単かつ効率的に実現できる点で、もう一歩ニーズの抽出が進んだものと言える*1。こういうのを見ていると、ウェブも10年の歴史を経て便利で楽しいアプリケーションが充実してきたなぁと思う。これからもいろんなものが出てくるだろうなぁ。楽しみだ。それを見逃さないためにも、ソーシャルブックマークで情報チェックが欠かせませぬ。

*1:もちろん別のいろんなニーズもあった上で生まれたものではあると思うけど