WHAT WGで検討されていたHTML 5が、W3Cのワーキングドラフトとして公開された。
エディタには「Dave Hyatt, Apple, Inc.」とある。W3Cの文書でAppleの名前を見るのは珍しい。Dave Hyattは、元Netscapeのエンジニアで、Mozilla、そしてFirefox、Caminoといったブラウザの開発の中心人物の一人であった。FirefoxとCaminoについては生みの親の一人といってもいいだろう。そうやってGeckoエンジンの開発者だったわけだけど、数年前にAppleに移籍して、何をやっているかと思ったらKHTMLベースでSafariを開発していたという人だ。ウェブブラウザの鉄人ですな。