kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

MooV

むかしのMacのファイルにはリソースフォークという領域があって、タイプやクリエータといった情報が含まれていた。タイプは"TEXT"のようにファイルの種類を示すもの。QuickTimeムービーのタイプは"MooV"で、センスの良さを感じていた。

タイプは拡張子に相当する。当時は「ファイル名にファイルの種類を示す情報を持たせるなんて」と拡張子をバカにしていたけどね。拡張子、MS-DOSのFATではファイル名8文字+拡張子3文字という仕様だったので、ファイル名を拡張してる感があったわけだけど、いまは何をどう拡張しているのか。

ちなみにクリエータはそのファイルを作ったアプリの情報を示すものだった。どのアプリで開くべきかをファイル自身が知っているという仕組み。クリエータ情報をもとに、書類をダブルクリックすると対応アプリが起動して書類を開くという動作を実現していた。

というようなことを、QuickTimeに関連して思い出したので書いてしまった。