kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

2007年を振り返って

2007年ももう終わりだ。ぎりぎりではあるけど、今年を振り返っての話をいくつか書いておく。

一家3人での暮らしがスタート

1月に、ふじまるさんと娘が実家静養から戻ってきて、いよいよ一家3人での暮らしがスタートした。

はじめはベッドで寝てるだけだった娘も、寝返りをうつようになり、すわるようになり、立ち上がるようになり、そして歩きはじめた。こうなったらもう目が離せない。気付くといろんないたずらをしている。

まぁケガさえしなけりゃいいんだけど、たまに転んでギャーギャー泣いてしまったりするんで、家の環境も含めてちゃんと整備しなければ。

とにかく、さらににぎやかな楽しい家になったね。

YouTubeデビュー

3月、娘のビデオをYouTubeにアップロードしたのが、僕のYouTubeデビューだった。それから何本かビデオを作って公開。ビデオを作るツールもiMovie HD 6からiMovie '08になって、できあがるビデオのスタイルも変わった。

ビデオを作ってもそれを見てもらうのはけっこう大変だったりしたのが、YouTubeみたいな仕組みがあるおかげでいろんな人に気軽に見てもらえる。いいことだ。

もっとみんなもYouTubeにアップロードしてほしいな。あと、僕が作ったビデオにどんどん高レートを付けちゃってほしい。

著作権論議が活発

インターネットでどんどんデータが行き交う中、私的録音補償金制度をiPodにも適用するとかしないとか、違法にアップロードされたデータのダウンロードも違法になるとかならないとか、そーいう議論をよく目にした。

そんな中、iTunes StoreDRMなしの音楽ダウンロード販売を始め、他のDRMなしに動いてきている。

年の後半は、特に小寺信良さんや津田大介さんの記事をよく目にした。彼らはMIAUという団体を設立して、いまの著作権行政における流れを変えようともしている。僕も、彼らによる「CONTENT'S FUTURE」を読んでいろいろ考えたりもした。

コピーワンスとか、以前のコピーコントロールCDとか、いい作品であっても不便なために買った本人すら十分に楽しめず、魅力を激減させてしまうようなものはけっきょく誰も幸せになれない。

ユーザーが十分な自由を確保しつつ、作った人たちにも相応の報酬が手に入り、より楽しい世の中になるためにも、ユーザーとしてはお金を払うべきときにはちゃんと払うということをしないといけない。ここでも、けっきょくのところタダより高いものはないのだ。

CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)

CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)

民主党躍進

7月の参議院選挙では民主党議席が増えて参議院与野党逆転。それから、安倍さんが急に辞任したり、後任の福田総理と小沢さんの間で大連立構想が持ち上がったりといろんなことが起きている。

年金問題とか、薬害問題とか、天下り問題とか、長年積み重なってきたがために解決がものすごく難しくなってしまっているものがたくさんある。これまで、日本の政治では長いこと自民党が中心になって物事を進めてきたわけで、たくさんの良い点があった。でもやっぱりいいことばっかりじゃなくて、見えにくかった負の側面というのが、いま現わになっているように思う。

政治家の皆さんにも、不祥事を起こした官僚の方々にも反省していただくのはもちろん、僕ら自身が選んできた政権なわけだから、そのところはちゃんと反省しなくちゃね。

サブプライムローン問題

夏に起こった「サブプライムローン問題」はスゴかった。株価の低落はもちろん、原油高騰も、ポッキーの値段が上がったのも、血圧が上がったのも、ソフトウェアにバグがあるのも、今日が大雪なのもきっとサブプライムローンの影響だ。

Appleが活躍

iPhoneiMaciPod touchMac OS X Leopardと、素晴しい製品がたくさん出て、Apple最高の1年といっても良さそうであった。株価も高い。

上記のうち、僕が持ってるのはMac OS X Leopardだけ。Leopardは個人的にもとてもよくできていると思うし、ウェブ等で見る評価もすごく高くてちょっと驚いた。Macのシェアも伸びてきているらしい。

あとは超軽量MacBookが出れば買う人が激増しそうだ。そのピースが埋まるのはいつか。1月のMacwold Expo 2008に注目したい。

IT業界不人気問題

IT業界が不人気なのだそうだ。課題の多い、重要な分野なのに人材不足になるのは残念なことだ。

IT業界は男が多くて、あんまりモテないイメージがあったりする。現実かもしれん。もっとIT業界の人がモテれば、人気が高まるに違いない。

たとえば、ソフトウェア開発者がモテるってのは、スゴいソフトウェアを作った人がもっとたくさんの人にほめられないといけない。だから、誰がソフトウェアを作ったかというのは重要。そして、どんなソフトウェアがスゴいのかっていう評価基準も重要。ロクでもないソフトウェアを「みんなが使ってる」という理由で評価していては、良いソフトウェアを作ろうという意欲もなえる。

ソフトウェアの良し悪しは、もう、多くの人にとって重要な問題になってしまったので、みなさんも良いソフトウェアを積極的に評価していっていただきたい。

かに実家での大晦日

昨日、ふじまるさんと娘とともに長岡の実家に戻ってきた。

昨年はふじまるさんと娘は実家静養中だったから、娘とは初めて一緒に新年を迎えることになる。ふじまるさんとも2年ぶり。結婚してからは初めて。かに実家としても、揃って新年を迎えられるということで喜んでいる。

そんなこんなで

今年もいろんなことがあって、いろんな人に迷惑をかけつつ、そして助けてもらいながら、なんとか楽しくやってこれました。

みなさんどうもありがとうございました。来年もまたよろしくお願いします。