kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

ラッキーマン

僕が大好きな「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で有名なマイケル・J・フォックスが書いた本。しばらく前に読んだ。彼が生まれて、ハリウッドでスターになって、パーキンソン病であることが発覚し、苦悩し、そして病と向きあって世間に公表し、自分のことを「ラッキーマン」と呼べるようになるという話。

ハリウッドスターとしての慢心や苦悩なんかもかなりリアルに書いてあって興味深い。やっぱりそれぞれ大変なんだよな。パーキンソン病であることを隠し続けていた間の苦労話もいい。宣伝文句にあるほど「感動」というもんでもなかったけど、ファンにとっては価値ある一冊。

彼はパーキンソン病の治療のための基金を設立していろいろと活動している。最近はアメリカの選挙の広告やテレビ番組に出演して話題になったよね。パーキンソン病といえば、ついこのあいだ万能細胞に関して京都大学で画期的な発見があったので今後に期待したい。パーキンソン病の治療にも役立つかもしれない。