kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

第8の習慣

第8の習慣 「効果」から「偉大」へ

第8の習慣 「効果」から「偉大」へ

  • 作者: スティーブン・R・コヴィー,フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 2005/04/23
  • メディア: 単行本
  • 購入: 4人 クリック: 83回
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7つの習慣」の続きということで買ってはみたものの、ほったらかしになっていたのをようやく読了。今回もコヴィさんはいいこと言ってますな。宗教色の強い人なので、そういう空気は全編に漂ってはいるものの、価値のある本だと思う。翻訳も自然で読みやすい。

4章のはじめの方で「選択の自由」について書かれている。

最も人々の琴線に触れた偉大なる知見--状況にかかわらずすべての人にとって最も実用的で、適切で、タイムリーな理念は何か? それは「私たちには選択の自由がある」ということなのである。(中略)社会には他人に責任をなすりつけようとする責任逃れと非難の文化や思考様式がまん延している。それに比べて選択をする自由と能力を発揮する生き方は著しい対照をなしている。

このへんは「7つの習慣」の「主体性を発揮する」にも通じる内容。いろいろな場面で「責任逃れ」や「非難」を日々感じつつ、もう少し自分が持っている自由、そして責任というものに自覚的になるのが良いのだろうなと思っている。自分の家族や仕事だけじゃなくて、社会に対してどのような責任を負っているのか(負っていることになっているのか)、その中で何を選択をしているのか、できるだけ自覚的でありたい。そういうのが巡り巡って自分自身に返ってくるはず。でも、むずかしいよなぁ......

他に、「家庭での成功」ということに重点が起かれているのが印象的だった。家庭のために仕事をしているはずなのだけど、仕事のために家庭がダメになってしまったりする。いやー、これもむずかしいよね。みんなが家で仕事すればいいのかな。でもそれじゃあ家を建てたり物を運んだりはできないし。いずれにせよ、大多数の人の働き方というのは大きく変わるかもしれないよね、というか変わってほしいね。そう遠くない将来に。

今回も、読んだからってスゴくなるわけじゃないし、成功できるわけでもない。ただ、何をすべきか(できてないか)ってことは少しわかったかも。

とりあえず、最後のほうに「水をもっと飲もう」ということが書いてあったのでそれは実践してます。ゴクゴク飲んでる。そんな「習慣」ばっかりだったらカンタンなのにな。

7つの習慣-成功には原則があった!

7つの習慣-成功には原則があった!

  • 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 1996/12/25
  • メディア: 単行本
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