kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

テレビ

squeakerさんの日記でテレビ、特に地上波の民放がよろしくないという話が盛り上がっている。僕はまだまだついテレビを見てしまいがちな人なのだけど、やはりヘボいなぁと思っちゃうよね。テレビを消すと、静かになるし、なんとなく過ぎていく時間も減らせて良いことが多い。

地上デジタル放送では新しい機械が必要だそうだし、さらにコピーワンスというやつがこのまま続けばだいぶ不便になると思われる。そうやって不便にして、見せないように見せないようにしているのかな。なんか、みんなが見たくてたまらない、スバラシイ何かを提供しているかのような感じだけど、僕らとしてはそこまでしてテレビを見なくても他に見たいものも読みたいものもやりたいこともたくさんあるんだよな。

前に「居酒屋って楽しいなぁ」としみじみ思っていた時期があった。たとえば家族と飲んでも、家より楽しい。なんでかなぁと考えると、まぁ、準備や後片付けをしなくていいとか料理が多いとか、すぐ思いつく理由はいろいろあるんだけど、「テレビがない」というのも大きいと思ったんだよね。家で家族と飲んでいると、なんとなくテレビがついてたりする。そうすると、どうしてもテレビに気をとられるんだよね。テレビがなければ、お互いの話や料理に集中できて、その場をもっと楽しめる。だから、家でもテレビを消せばかなり楽しくなるということにようやく気付いた。居酒屋のおかげだ。ありがとう居酒屋。

僕が生まれてからずっと、テレビというのはものすごい影響力を持ったメディアだった。僕はテレビを見て育ったと言ってもいい。でも、これから5年後、10年後のテレビの立場というのはかなり不透明に思える。どうなるか、いろいろな意味で楽しみにしていよう。