身近な人でJavaプログラミングを勉強したい、という話があったんだけど、Java云々とともにプログラミングそのものについての勉強も必要な様子だったので、EmacsとシェルなどUNIX的な環境で暮らしてみることをおすすめした。
Windows/Macユーザーにとって、はじめて使うEmacsやUNIXシェルはめちゃくちゃ不便に感じるだろうけど、プログラミングをやっていくうえで大事な考え方にたくさん触れることができる。これらは不便に見えつつ、たくさんの人がずーっと使ってきた優れたツールでもある。おすすめした相手はEmacsでのカーソル移動方法に戸惑いつつ、Javaプログラミングと何の関係があるのか心配そうだったけど、どうかがんばってほしいな。あれこれ教えてあげられる時間はもうあまり無さそうなので、僕がキモだと思うところを伝えておきたい。
僕だけかもしれないけど、「勉強する」ってのはかなりムズカシイ。だから、EmacsとかUNIXを勉強しなさいってことではなくて、そこに身を置いて暮らしてみてほしいんだよね。メールや文書作りもみんなそこでやる。うまくいけばすごく貴重なものを得られるはず。
