とある文書で「○○出来る様にする為」という文に出会った。
こういうのは「○○できるようにするため」と平仮名で書くのがいいと思っていたのだけど、特に根拠らしいものは持っていなかった。
そんなある日、奥村晴彦氏のブログ記事「ウィキペディアを磨こう」で、次のような記述を見つけた。
まずは歴史的な当て字風の表記はやめよう。上のJFの文体ガイドにもあるが,「又は」は「または」,「〜の為」は「〜のため」,「出来る」は「できる」などなど,ちょっと注意すればかっこよくなるところがたくさんある。
たとえば「出来る」が「歴史的な当て字風の表記」なのかどうか、どうやったら確かめられるだろうと思っていたところ、同記事のコメント欄で「日本語の正書法」という話題が出ていて、参考図書として紹介されていた2冊を早速購入。
「記者ハンドブック」では、たしかに「出来る」「為」「様」などは原則として用いない表記とされている。なるほどねぇ。
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