「パソコンを使える=Word/Excelができる」みたいなよくわからん話がある。「パソコンを勉強しよう!!」ということでパソコン教室ってのに行ってウンウン言いながらWordやExcelの使い方を覚えても、じゃあそれで何をしたいのかというのはよくわからない。そりゃあ、会社の事務仕事なんかにはきっと役立つのだろうけど、「パーソナル」な用途はあんまりないんじゃないかなぁ。
Excelなんかは、「これで家計簿もばっちり」とかってイメージ（宣伝?）があるのかもしれない。家計簿はお金を有効利用するために重要だと思うし、家系簿のデータを計算したり分析したりするのにExcelはきっと役立つと思う（別に他の表計算ソフトでもいいけど）。
でもそれじゃあ「ばっちり」にならない。いくら計算を自動化できたって、肝心の家計簿データをExcelに入力するのはものすごく高い壁として立ちはだかるからね。これから重要なのは入力の自動化なわけだ。
いまの世の中、僕たちの買い物というのは店舗側ではかなり電子化されている。クレジットカードや電子マネーを使えば、僕がいつどこで何をいくらで買ったかっていう家計簿の元データはできあがるはず。でも、そういう情報を他の人に持たれるのは、プライバシーの観点からあまり嬉しくない。
だから、あくまで買った本人が情報を集めるために、買い物の時に電子データを受け取れればいんだよね。たとえばカード1枚を持ち歩いて、買い物したらデータをその場でカードに入れてもらう。電子レシート、というような感じ。いろんな店で入力してもらった結果、家に帰ってコンピュータにつなぐと家計簿のできあがり、という具合になれば便利そうだ。
データにお店の電子署名をつけてもらえば、信頼できる情報として領収証がわりに活用できるかもしれない。すばらしい。
...ということを風呂に入りながら考えたのだけど、風呂から出てきてググってみると電子レシートっていう考えはけっこういろんなところにあるみたいね。まぁ、そりゃそうか。ともあれ既にあるなら話は早い。どっかで使われてる事例とかあるのかなぁ。
