kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

iPhoneを買って実際どうよ、という話

iPhone周辺は17日に発表されたiPhone OS 3.0の話で盛り上がってますな。「テキストのコピー&ペーストが可能に!!」とか。端から見れば「え?いままでできなかったの?」っていうね。

僕が1月10日にドコモの携帯電話からiPhoneに乗り換えて、もう2ヶ月以上経った。実際どうよ、という話を書いてみる。

全体的な満足度は高い。正直、もっと早く買っておけばよかったと思っている。

ただ、一般的な日本の携帯電話をガンガン使っている人にはいろんな点で不満になるだろうなと思うから誰にでもおすすめできるかというとそうでもない。いまんとこコピー&ペーストもできないしね(笑)。

僕はもともとメールも電話もそれほど使っていなかったし、いわゆる「ケータイ文化」にどっぷり浸ることもしてなかった。一方でPCのインターネット文化にはどっぷり浸かっていたんで、PCのインターネットでできることが手元のiPhoneでもいろいろできるようになったというのがすげー便利なわけです。これまでのケータイでもできただろうけど、やる気がしなかったことをいろいろするようになった。

朝、目がさめたら、フトンから出なくてもiPhone産経新聞を眺めたりYahoo!JAPANやGoogleのニュースに目を通せる。Gmailに届いたメールもチェックできる。自宅は無線LANだからパケット料金も関係ないし、通信も十分速い。カレンダーやRemember The Milkのアプリで今日やんなくちゃいけないことを確認したり、Twitterのチェックも主にiPhoneから。

バッテリは基本的に毎晩充電、朝はフル状態で出掛けるようにしていて、フツーに暮らせば問題ない。GPSやらを使いまくるとわりと減りが目立つけど、iPodの音を聴いてる分にはあまり気にならない。

iPodと電話を別々に持ち歩かなくても良くなって荷物が減ったのも嬉しい。僕にとって通勤時のiPodは必須だけど、電話は「念のため」に持っているようなところがある。持ってないと不安なんだけど、あっても実はほとんど使ってないという。そういう立場からすると、両者がいっしょになっているのは嬉しい。

iPod touchとの違いを感じるのももそのへん。たとえば、ちょっと近所のコンビニに出かけるときでも、「念のため」に電話を持っていく人は多いと思う。その時、iPod touchもいっしょに持っていくかというと、どうかなと思うんだよね。1人ならともかく、人といっしょなのにiPodってどうよ、とか。iPhoneの魅力は、念のためでも常に持ち歩くのが習慣化している電話だというところが大きいと思う。

これまで、コピー&ペーストがないとかメール着信がケータイっぽくないとかで人にお勧めしにくかったところも、夏に出るiPhone OS 3.0では改善されるっぽい。新機種もきっと出るんだろうな。まぁ、それを待つのも悪くはない。でも最初に書いたとおり僕は「もっと早く買えばよかった」と思っている。

ちなみに我が家では娘がかなりiPhoneを愛用している。「あいふぉんみるー」と言って、自分でロックを解除してiPodを起動し、ビデオのタブを選択して見たいビデオを再生して楽しんでいる。おかげで僕が使いたい時に使えなかったりするのが困る。ただ、2歳でもちゃんと使いこなせるのはすごいよね(娘が)。

....というわけで、いいっすよ。iPhone