僕はビデオ撮影の道具と無縁なので、iLifeの中でもiMovieとかiDVDはまったくと言っていいほど使ったことがなかった。iPhotoはそれなりにという程度。
このあいだのゴールデンウィークで実家に帰ったとき、旅行とかの写真を家族に見せようと思った。iPhotoのスライドショーより、DVDプレイヤーで見れるようにした方が両親なんかには手軽かなと思い、はじめてiDVDをいじってみた。何ができるソフトなのかもロクに知らずに。
iPhotoのアルバムを「iDVDに送る」と、ディゾルブとかのトランジションがかかって、順に写真が出るビデオになる。Ken Burnsエフェクトをかけるには、iPhotoでスライドショーをそのように作っておいて、そのスライドショーを「iDVDに送る」。BGMも設定できる。
iDVDにあるテーマからDVDのメニュー画面を選んで、写真とテキストとBGMを設定。このメニュー画面がまたカッコイイんですな。プロみたいなのができる。これで、再生時にみんなが「おぉー」とびっくりしてくれるわけだ。うはは。
ひととおりできてから、DVDに焼くためにレンダリングするのはかなり時間がかかる。ディスク容量をたっぷりあけておいて、昼寝の前にでも仕掛けておくと良い。昼寝くらいじゃ終わらないかな。
というわけで、動く映像まったくなしで、写真のスライドショーをDVDビデオに焼いた。
写真だけでも、できあがったのがDVDプレイヤーでカッコ良く再生されるのはかなり楽しいよ。少なくとも作った本人はね。おすすめ。こんなことが僕のようなテキスト人間にもできるなんてスゴイ。
連休後、関西に戻ってきてから、実家で撮ったデジカメ写真を家族に見せようとした。メール添付にはちょっと重かったんで、ウェブに上げることに。前は iPhoto から直接 .Mac だったけど、いまは iWeb を経由するんですな。iWeb でちょこちょこっとコメントを付けて、パスワードを設定してアップロード。無事に実家の母親の iBook からも見れたとのことでした。めでたしめでたし。
そんなこんなですっかりiLifeを楽しんだ次第。家族がいるとなお良いね。こうして写真やらビデオ編集やらにはまっていくと、時間と金とディスク容量と速いMacがいくらあっても足りないなー。