kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

自民党の郵政法案反対派候補排除と地方の対応

自民党執行部は、党議拘束に反して郵政民営化法案に反対票を投じた人を公認しないどころか、強力な対立候補を送り込んで積極的に排除してしまう方針のようだ。郵政民営化法案反対派の小林興起さんの選挙区には、小池百合子環境大臣を「刺客」として擁立するという件が話題になっている。

小池大臣はもともと兵庫県の選挙区なのに、今回いきなり東京に行っちゃうわけか。小林さんは公認ももらえないし現職大臣と対決しないといけないということで大変そうだ。逆に小林さんが兵庫県の選挙区で出馬するとかはダメなのかな。有名だからけっこういけたりして。

地方では自民党の県連が、本部の意向に反して郵政民営化法案反対候補の支援に回るケースもあるようだ。亀井さんとかもそうらしい。ということは、自民党県連が本部公認候補と争うことになるんだけど、けっきょく本部公認候補が勝っちゃったら県連はどう対応するんだろうな。県連も解散かな。

地方県連とか後援会とかってのが僕らのような一般庶民のことをちゃんと考えて候補者を選んでくれているのかなという疑問はある。議員さんが引退したり亡くなったりした時にすぐ奥さんや息子さんや娘さんを担ぎだしてくるあたり、どうもおかしい気がしてならない。もっとも、全体に関心や投票率が低いから選挙に熱心な特定のグループの意向が重要視されてしまうというのはある。もっと多くの人が自分の頭でよく考えてちゃんと投票すれば、県連とか後援会とかのあり方も変わってくるはず。