kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

データありき

今月、ワシントンDC で XML 2004 というイベントがあった。報道によると、そこでいくつか面白い話があったそうなので紹介する。

まずは米国国土安全保障省のマイケル・ダコンタさんの言葉。

コペルニクスの地動説と同じことが起こる」とダコンタ氏。データこそが太陽であり、目的や人によってさまざまに異なるアプリケーションがその周囲を回り始めると彼はみる。

そう、そういうこと。いいこと言うね。

続いては ATOK一太郎で有名なジャストシステムの浮川和宣さん。

「ユーザーは機能が使いたいわけではない。例えば、データがあり、それを目的に応じて自由に加工したいのだ。xfyアーキテクチャーであれば、必要に応じてVCDという機能をダウンロードすればいい。データがスマートになれば、データとアプリケーションの関係は主客逆転する」(浮川氏)

一太郎は Word に押されちゃってるけど、ジャストシステムXML 企業として熱くなっている。かっこいい。「xfy」のようなツールが本気で使えるようになったら、パーソナルコンピュータはもっと楽しくなると思う。