kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

iPod vs i-pod

このあいだmixiで、「iPodIPODとかi-podではなくて、ちゃんとiPodと書こう!」というような話が盛り上がっていた(いまも盛り上がっているかも)。

iPod」のそれぞれの文字の大文字小文字はかなり意図的に選ばれているものだろうから、僕も「i-pod」とか書かれているのを見ると「イカン!」とか思ってしまう。僕は、Appleという会社が大文字小文字の区別と、そのとおりに書いたときの単語としてのカタチにも気を遣っていると思うから、そのとおりに表記したいと思っている。たとえば「QuickTime」は「Quick Time」や「Quick-Time」や「QUICKtime」ではないし、「Mac」は「MAC」や「mac」ではないし、。「iTunes」は「i-Tunes」や「iTUNES」や「iTune(単数形)」ではない。

前に、「なんでiPodと書かずにi-podとか書いて平気なのかな?」という話をしたところ、「誰もそんな違いを意識してないからだよ」というようなことを言われた。

そういうもんかねぇと思って眺めてみると、たしかに、大文字と小文字をきっちり区別している場面というのは少ない。たとえば有名なコンピュータメーカーでも、会社のロゴマークには「DELL」とあっても一般的な表記は「Dell」で良い気がしたりする。「HP」はロゴ上では「hp」だ。「Windows XP」も、ロゴの上では「xp」と小文字っぽい表記だ。

コンピュータ以外でも、マイケル・ジャクソンのアルバムの名前は「Bad」なのか「BAD」なのかとか、吉井和哉の前の名前は「YOSHII LOVINSON」でなければいけないのか「Yoshii Lovinson」でもありなのか、「The Yellow Monkey」がいいのか「THE YELLOW MONKEY」がいいのかなど、大文字小文字で曖昧なところは多い。そういうのを書くときはどっちにしたものかと、10秒くらい悩んでしまったりネットを検索してしまったりもする。

Appleは、「iPod」やら「eMac」の「i」やら「e」を除いて、先頭と語の区切りのみを大文字で表記した時にサマになる名称を選んでいるようだ(CamelCaseってやつ)。「QuickTime」「MacBook」「GarageBand」とか。どこにでも違和感なく入るためには良い方法ではないかと思う。

The Yellow Monkey」は、すべて大文字で「THE YELLOW MONKEY」と書いた方がカッコイイし、印刷物ではそう書いてあることが多い気がする。だからそう書ける時は書くんだけど、たとえば、プロフィールなんかで「よく聴くのは、David BowieとかTHE YELLOW MONKEYとか...」と書くと、「なんで一部だけ大文字なんだよ」とか気になって「The Yellow Monkey」と書いたり「デヴィッド・ボウイとザ・イエローモンキー」とカタカナに逃げたりと悩ましい。

iPodでもipodでも気にならなければ、「David BowieとかTHE YELLOW MONKEYとか...」と書いても平気かもしれん。

....というようなことが気になって「はてなダイアリー」の自分のプロフィールを見たら、余裕で「David Bowie」「THE YELLOW MONKEY」って書いてある!気にしてないじゃん、オレ。いや、でも書くとき気にしてたような気がしないでもない。「箇条書きだしOKだろ」とか思ったような。

とにかく、大文字と小文字には今後もほどほどにこだわっていく予定。