僕は阪急京都線の淡路駅をよく通過する。淡路駅は、路線の交差点になっていて、乗り換えや連絡が多発する。淡路駅に限らず、電車が連絡する場合は一般に次のような流れになっているよね。
- 電車Aがホームの片側で待っている
- 連絡する電車Bが向かいのホームに停車
- お客さんが乗り換える
この後、電車A、電車Bの順に発車すれば、先に待っていた方が先に発車してめでたしめでたしなんだけど、電車Bの方が先に発車することがよくある。電車Aに乗っていると「あとから来たくせに!!」と脳内で文句を言っていたりした。
でも、お客さんの流れをもう少し細かく見ると次のようになるはずで、これをふまえると電車Bが先に発車するのが合理的なことがわかる。
- 電車Aがホームの片側に停車
- 電車Aの客は下車完了
- 連絡する電車Bが向かいのホームに停車
- 電車Bの客が下車
- 電車Bの客が乗車完了
- 電車Aの客が乗車完了
電車AからBに乗り換える人は、Bが到着する頃にはホームで待っているので、すぐに乗車できる。BからAに乗り換えるには、Bが到着してから下車して向かいのホームに移動して、乗車しなくちゃいけない。待っていた電車Aの方が発車準備完了まで時間がかかるわけだ。
そう考えると、電車Aに乗っている時に脳内で文句を言わずにすんで良いよ。