アンパンマンの作者である、やなせたかしさんが亡くなったとのこと。
アンパンマンに関する僕のいちばん古い記憶は、まだ小さいころ入院していた時に読んだ絵本。いまのアニメ調じゃなくて、もうちょっと立体感のある絵だったと思う。
アニメのタイミングには間に合わなかったから、アンパンマンとはあまり縁がないまま大人になった。
結婚して、生まれた娘が保育園に通い出したら、さっそくアンパンマンが好きになってた。家ではほとんど触れてないのに、本屋でアンパンマンのあれこれをねだらたりして、アンパンマンおそるべしと思ったものだった。
さらに、梅田のヨドバシカメラのおもちゃ売り場に足を踏み入れたら、巨大な棚がオレンジ色のアンパンマンなおもちゃで埋め尽くされているのを見て、その風景に圧倒された。他にも神奈川に行ったついでに横浜のアンパンマンミュージアムに行ったり、スーパーのゲームコーナーにあるアンパンマン的な機械から出てくるポップコーンを食べたりもした。
やなせさんの生み出したキャラクターで、保育園とか、本屋さんとか、おもちゃ屋さんとか、いろんな場所の風景が変わったわけだよね。それがアンパンマンだったってのは、良いことだったのだと思う。