kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

AquaSKK

Macでの日本語入力用にAquaSKKをインストールした。これで、Emacs以外のアプリケーションでも日本語入力がSKKになる。

Emacs人間として何年も使っていて言うのもなんだけど、SKKはけっこう面倒な日本語入力だと思う。

前にいっしょに仕事をしていた中に、僕のいろいろなアドバイスをよく聞いてくれる人がいた。IEOutlook Expressユーザーだったのだけど、僕のすすめに従って FirefoxThunderbird を使ってみたり、Emacsにトライしたり、Macに興味を持ってみたり。そんな彼も「かにさんのアドバイスはたいてい役に立つけど、SKKだけは問題外ですね」みたいなことを言っていた。

他の日本語入力ツールが便利だというその気持ちは僕もよくわかるのだけど、なぜだかSKKが肌に馴染んで使っている。もともとは、Mac OS XのJTerminal内でEmacsを使っていたころ、SKKくらいしか選択肢がなくて仕方なく使い始めたんだよな。でも、職場のEmacsでも使えるということで、徐々に慣れていった。それで、いまではSKKがいちばんしっくりくる体になってしまった。

いま、日本語入力といえば、MS-IMEことえりなんかで賢い連文節変換をするのが当たり前すぎて、それ以外の方法なんてほとんどの人はまず想像していない。そのせいか、SKKをおすすめするわけではないけど、こういう日本語入力方法があって、僕がそうやって文章を書いているということは、親しい人には知っていて欲しいような、そうでもないような。