kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

入院して退院した

先週末、21日の金曜日。ふつーに出勤。昼くらいから胃のあたりがなんかおかしーなーと思っていたら、そのままだんだん辛くなってきた。午後になって「早退した方いいかな」と思い始めて間もなく、早退すらできないほどの苦痛に。胃がしめつけられるように痛い。「す、すんません。どっか休めるとこないっすか?」と喘ぎつつ、うずくまってしまった。耐えきれずに床に横になって、まわりのみなさんが対処に追われる中、ウーン、ウーンとうなっていた。

すぐに職場のみなさんが医療関係の人を呼んでくれて、病院に担ぎ込まれた。そのころにはひどい痛みは収まりつつあったものの、まだだいぶ苦しい。

お医者さんが「胃カメラで検査するから、とりあえず絶食しないとですね。今晩は入院ということで」みたいな話になって、入院するハメに。病室に移動して、点滴を打たれた。入院も点滴も絶食も、8歳の時に胆嚢を取ったとき以来だ。20数年ぶりになる。あぁ、またこんな状態になるとは。明日はCocoa勉強会の日なのに、これじゃ行けないな....

翌日、超音波と胃カメラでの検査をしたのだけど、特に異状なく、原因はわからず。「胃はすごくキレイ」とまで言われた。症状もほとんどおさまっていたから、その日の晩から食事をして、様子を見て翌日に退院という手筈になった。

ひさしぶりの食事となる夕食は、三分粥と野菜いためなどのおかず。子どもの頃はお粥が嫌いで食べるのに苦労した。今回は、まぁ、フツーに食べられた。成長したな、オレ。

その日の晩は、消灯後にベッドで iPod に入っている五代目古今亭志ん生「藁人形」という落語を聞いた。前にオーディオブックを買っていたんだけど、ちゃんと聞けていなかったので良い機会になった。微妙に暗いお話であった。ときどき胃のあたりがまだ痛む。

夜が明けて日曜日。退院予定の朝。昨晩早く寝ているので5時すぎに目がさめる。腹へったなー、と朝ご飯を楽しみにしていたら、出てきたのは昨夜と同じお粥と、味噌汁、それから「ごはんですよ」みたいな海苔だけ。昨夜はお粥以外はわりとちゃんとした食べ物だったのにな。

そのあと、点滴をもう一本打って、荷物をまとめて帰ってきた。特に食事や生活について注意されることもなく、原因もよくわからず、胃の痛みも微妙に残りつつ、病院をあとにした。原因がわからないのだから、病院にいても仕方あるまい。お金もかかるし。

というわけで2泊3日の入院が終了。入院時に付き添ってもらった職場の方や、様子を見にきてくれた会社の人、そしてずっと面倒見てくれた奥さんにとってもお世話になった3日間であった。感謝感謝。病気すると、自分も痛いし、まわりの人にも迷惑かけるしで大変だ。気をつけないとなぁ。

まだ歩いたりすると微妙に胃に響いて、ちょっと辛い。ただ、何かを食べても、特に影響はないっぽい。うむー。

機能性胃腸症」とかってことかなー。対策として「お酒を飲まない」とか言われても困るんだけどなー。