kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

OmniGraffleとワープロソフト

このあいだOmniGraffleのProfessional版を買った。Windows で言うところの Visio ですな。

OmniGraffle は超エレガントな画面と使い勝手で、使っていて気分が良い。さすがOmniGroup。このくらいの品質のソフトにはお金を払っても良いと思う。

Professional 版は複数ページもサポートされていて、ふつーの書類作りにも使えそうだ。僕の知っている人で、書類を作るのにWordだとやりにくいということでExcelを使う人がたくさんいる。でも「表計算」をしているわけではないから、Visio とか OmniGraffle とかを使った方が楽ちんな場面もあるかと思う。

Word を使いたくないという気持ちはよくわかる。

このところは僕もシゴト関係で Word を触る機会が多くなったりしていて、Wordというのはどう使うのが正しいのだろうと思っていろいろ試している。でもなかなか幸せになれない。だからと言って本を買ってまでWordの勉強をするのもナンだかなーという気もしている。

まず、「見出し1」とかのスタイルを適用して、LaTeXみたいに論理構造ベースの文書作りをしたいのだけど、たとえば「見出し1」のフォントを変更するときに、「見出し1」のフォントを変えているのか、「見出し1」と少し違う別のスタイルを作っているのか、よくわからない。僕はわかってやっているつもりなのだけど、思った結果にならないから、やはりわかっていないことになる。だからさっきの説明も間違えているかも。

僕はそれぞれの目的にあったツールを使うのが良いと思っていて、たとえば表計算ソフトのExcel表計算とは関係ない書類作りに使ったりというのは避けたいと思っている。他の人が作った書類を見ていると、Excelでセルの統合とかを駆使して作図ソフトのように使っていたり、ひとつの文章を体裁のために複数行のセルに分けて入力しているケースなんかもあって、どうしたらそういう不自然なことをせずに幸せになれるのか考えてしまう。どんな書類でも、Excelが目的に適しているならいいんだけど、適当なツールがないということで無理やりやってしまっている感がある。

その代わり、表計算の時にはExcelの能力を十分に引き出して使いたい。Excel を単なる「作表ツール」として使うのはもったいない。僕も最近になって知ったピボットテーブルがわりとマイナーなのは、「作表ツール」としての利用が多いことを示している気がする。

作図っぽいことにはVisioとかOmniGraffleといった作図ツールを使えばいいし、まとまった文章がある書類には Excel より Word が適しているはず、なんだけど、そのWordが言うことを聞いてくれないから困るんだよな。Apple の Pages もいまいち評判がよろしくない。いわゆる「ワープロソフト」が提供する機能と、世の中の人の多くが作りたい(作らなければならない)書類に必要な機能には差があるのかな。ワープロと言えばもっとも一般的なアプリケーションだと思っていたけどな。

やはりあれか。文章書くなら Emacs 使えってことか。