kanizaのブログ

コンピュータ、ソフトウェア、映画、音楽関連や家族のことなど、思いついたことを書きます。

THE YELLOW MONKEY 16 年ぶりのライブに行ってきた話

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ちょっと時間がたってしまったけど書いておく。ネタバレはなし。

7 月 5 日に、16 年ぶりとなる THE YELLOW MONKEY 全国ツアーのライブにいってきた。大阪城ホールで、今ツアーの大阪 2 日間の初日だった。

ひとことで言うと、すげー楽しかった。

正直な話、1 月 8 日に再集結が発表されたとき、嬉しかったのは嬉しかったけど、諸手をあげて大喜びしたわけではなかった。そもそも「イエローモンキーに再結成してほしい」ということを、あんまり思ってなかった。「ありえない」と思ってた。吉井和哉のソロ作品もだいたい気に入ってたし、すでにメンバーにとってイエローモンキーは過去の一部でしかないんじゃないかな、とか想像してた。

それが、休止(後に解散)から 15 年たって、2016 年 1 月 8 日に活動再開が発表されたわけです。今年の 1 月 8 日はこの発表があったり、デヴィッド・ボウイの誕生日だったり、ウチの夫婦の結婚記念日だったり、ボウイが新作「Blackstar」を発売したりと忙しい日であった。

さらに 3 日後の 1 月 11 日(現地時間 10 日)には、デヴィッド・ボウイ死去というあまりに衝撃的なニュースがあって、イエローモンキー復活に喜んでいるどころではなくなったりもしてた。

そんな僕にもありがたいことに大阪公演のチケットが手に入ることになって、少しずつその日が近付いてきた。

6 月には、ふじまるさんの提案でかつてのイエローモンキー仲間で集まってカラオケ大会をやったりして、既にライブにいった人の話をチラ聞きしたり、久々にレインボウマンを歌ったりして意識を高めていった。ずいぶん久しぶりに会う仲間だったけど、当時のようにバカ騒ぎできてしまうのはさすがとしか言いようがない。

そうして迎えた当日、仕事は午後半休にして、大阪城ホールに突撃。娘の面倒を見る関係で、ふじまるさんは 2 日目に行くことになってて、僕は初日に例のイエローモンキー仲間といっしょに参戦することになっていた。現地で合流して、入場。席は正面スタンド席のそこそこ前の方。近くはないけど、遠すぎるわけでもないし、正面から会場全体の雰囲気が見れて良さげな感じだった。開演待ちの間には、プリンスの「Guitar」もかかってて嬉しかった。

で、いよいよ始まった 1 曲目。

どんな気持ちになるのかあんまり想像できてなかったんだけど....いやぁ、もう、きたね、ググッと。

イエローモンキーが活動してなかった 15 年のことが頭をかけめぐって、胸に込み上げてくるものがあった。

15 年前といえば、僕が関西に移り住んだばっかりのころで、右も左もわからずに暮らしつつも、新潟にいたころから交流のあった関西のイエローモンキー仲間のおかげで楽しいこともたくさんあったなぁとか。あの頃は iPhone はおろか iPod もなかったもんね。

あれからの 15 年のあいだに、結婚したり、娘が生まれて成長したりしつつ、たくさんの人にお世話になりながら暮らしてきた。

そして今年はデヴィッド・ボウイが亡くなり、プリンスが亡くなり、他にもいろんなことがあった中で、あの頃に心から好きだったバンドが、いま、満員の観客の前であの頃の曲をライブで演奏している。「ありえない」と思っていた奇跡が、目の前で起きているわけ。すごいよね。

そういういろんな思いが複雑に絡み合って、何とも言えない気持ちになった。ステージにいる 4 人に「いやぁ、あんたらのおかげで、ずいぶん人生楽しくなったよ」と言いたかった。本当にこのバンドがなかったら、ぜんぜん違う人生になってたわけだもんな。万感胸に迫る、というのはこういう感じなのかも。

メンバーからの「大阪!!」というコールも、前は関西に来て間もなくてピンと来てなかったけど、いまや「大阪」という言葉への感情もだいぶ変わってきてて、また違った感触があった。そういう意味でも、時の流れを感じてしまったり。いやー、人生いろいろあるよね。

がっつり 3 時間のライブが終わった後は、いっしょに行ったイエローモンキー仲間と打ち上げ。会場として京橋のすごくいい店を教えてもらった(ココには書かないけど)。また行こう。

次のイエローモンキーはサマーソニックで目撃予定。暑そうだなー。

プリンスの死去

けっこう時間がたってしまったけど、書かないわけにもいかないので書いておく。

4月21日の朝、目がさめていつものように Twitter を開いたら、エルトン・ジョンが「プリンスは最高のパフォーマー」みたいなことを言っているツイートがあった。

僕は「そうだよね」とだけ思って、少しタイムラインを遡ってみたらプリンスが亡くなったという信じられないニュースが。

すぐにふじまるさんを起こして「プリンス.....亡くなったって.....」と言いたくない言葉を口にしてしまった。さっきのエルトン・ジョンの言葉は、追悼のメッセージだったのだ。

1月にボウイ死去の巨大ショックがあったばかりなのに、ひどすぎる。

今回は、第一報から事実だとはっきりするまで時間がかかったボウイの時とちがって、既にNHKをはじめ各種メディアが公式発表として報じていて、信じるしかなかった。

僕にとってはマイケル・ジャクソンデヴィッド・ボウイ、プリンスが3大スーパースターだったのに、3人ともこの世を去ってしまったことになる。しかもボウイとプリンスは今年に入っての数ヶ月の間に相次いで。

マイケルは史上最強のスーパースター、ボウイは何から何までカッコ良くて美しいアーティスト、そしてプリンスは無限に音楽が生まれてくる才能の塊、というようなイメージだった。

プリンスは最近も「HITnRUN Phase 1」「HITnRUN Phase 2」と快調にアルバムを出してたのに...作品からも見た目からもまったく老いを感じさせない、無敵の存在だと思っていたのに...

はぁ〜、人類の至宝ともいうべき巨大な才能がまた世を去ってしまった。こういうのを「残念」というんだよな。はぁ〜。

いまでもプリンスの曲を聞けば聞くほど残念さがこみ上げる。はぁ〜。

David Bowie 死去

連休最終日の午後、家族そろって Hulu でくだらないお笑い番組を見ていて、ふと Facebook を見たら David Bowie オフィシャルアカウントに何か書いてあった。

January 10 2016 - David Bowie died peacefully today surrounded by his family after a courageous 18 month battle with cancer. While many of you will share in this loss, we ask that you respect the family’s privacy during their time of grief.

??? 何? 意味わからん、何の冗談?? と思った。でも、公式ツイッターも同じことを言っている...。デマだと思って調べたら、デマだという話もいくつか出てきた。「そうだよね、アカウントが乗っとられたか何かだよね」と思った。僕が初めに見たのは、投稿から8分後のことだった。デマかもしれないと思いつつ、おそるおそる、ふじまるさんに「デヴィッド・ボウイ死んだ?」と話をしたら、ふじまるさんも驚いてあれこれ調べはじめた。

でも、30分近く経ってもそのメッセージは訂正されるでもなく、削除されるでもない。そうしたらしばらくして、ボウイの息子のダンカン・ジョーンズがボウイの死を認めるツイート。そして各メディアも次々と報じはじめて、事実だと認めざるをえない状況になった。何なんだこれはいったい。言葉がないとはこのことだ。

前回の記事で書いたとおり、僕にとってデヴィッド・ボウイはものすごく大きな存在だった。新作、しかも傑作を発表してこれからがまだまだ楽しみだと思っていた矢先に....。亡くなった今は、新作の Blackstar が自身の死を意識した遺作として用意されたものだということが痛いほど伝わってくる。トニー・ヴィスコンティが言う通りに。

まだ何を言えばいいのかよくわからないのだけど、とにかく今日という日に起こったことを書き残しておく。とにかく、残念すぎる。

David Bowie と THE YELLOW MONKEY と私

明日、2016年1月8日、THE YELLOW MONKEY(イエローモンキー)が何かを発表するらしい。2001年1日8日のライブを最後に活動休止(2004年に解散)して以来、ちょうど15年たった申年1月8日に、再結成を発表するというのがもっぱらの噂。

同じく2016年1月8日、David Bowieデヴィッド・ボウイ)の新作「Blackstar」がリリースされる。1月8日はボウイの誕生日であり、10年ぶりの新作となった前作「The Next Day」は2013年1月8日に発表、3月にリリースされた。

2016年1月8日という日は、僕にとってもうひとつの意味がある。10回目の結婚記念日だ。僕ら夫婦がいまはなき銀座マキシム・ド・パリで結婚式を挙げたのは2006年1月8日のことだった。なぜその日にしたかというと、ボウイの誕生日だからだった。ちなに、入籍日はイエローモンキーの誕生日である12月28日にした。

僕ら夫婦は、2人ともイエローモンキーのファン、というか、イエローモンキーのファン同士として知り合って、結婚したのだった。そう考えると、ちょうど10年目の記念日にあたる明日、イエローモンキーが何かを発表して、ボウイが新作をリリースするというのは運命的なものを感じざるをえない。

僕は高校生の頃にデヴィッド・ボウイのファンになって、その数年後、姉の強いすすめでイエローモンキーを聴きはじめ、こちらもすっかりファンになってしまった。イエローモンキーのボーカル吉井氏もボウイファンであり、初期のイエローモンキー作品にはボウイやグラムロックの影響が感じられる。姉がすすめ、僕が興味をもった背景にはボウイの存在があり、ボウイファンだったからこそ、イエローモンキーファンになったと言える。

さらに数年たった1998年、僕はイエローモンキーファンのメーリングリスト(ML)の管理人を前任者から引き継ぎ、全国で100名くらいのイエローモンキーファンに交流の場を提供する立場となった。1年で113回の公演があったパンチドランカーツアーへの参加予定を ML メンバーがウェブ上で共有できる仕組みは、僕が最初に作った CGI プログラムの1つだった。ML 紹介のウェブサイトを作ったり、オフ会の写真のアルバムページを作ったり、けっこういろいろやったな。

ML の仲間とは、ふだんのメールでのやりとりだけでなく、オフ会で集まって飲んだり歌ったり、いっしょにライブにいったり、ライブのチケットを融通しあったりと、いろいろと交流があった。その頃MLを通じて知り合ったイエローモンキー仲間とは、いまでも交流がある。

で、僕が結婚したふじまるさんも、そのMLを通じて知り合ったうちの1人だったというわけ。MLで知った当時は、僕は新潟でふじまるさんは大阪だし、写真で見たりオフ会で顔を合わせたりしても田舎の学生ITオタクとバリバリのキャリアウーマンという感じで、住む世界が違うというか、まさかいっしょに暮らすことになるなんてこれっぽっちも想像してなかった。

それが、何やかんやで僕が関西に住むことになったり、イエローモンキーの活動休止やら解散やらにもめげずにML仲間数人で定期的に宴会を開いて交流を深めたりしているうちに、僕ら2人は結婚することになったのだった。

ふじまるさんは僕の300倍くらい音楽に詳しいので、ボウイのこともよく知ってた。それで、入籍はイエローモンキーの誕生日である12月28日、挙式はデヴィッド・ボウイの誕生日である1月8日としたのだった。やはり結婚式というイベントは心に残るもので、ウチでは1月8日が結婚記念日ということになっている。

イエローモンキー活動休止前最後のライブ(メカラウロコ・8)が1月8日だったのと、ボウイの誕生日との関係はわからない。僕も挙式の日程を決めるときに、メカラウロコ・8の日付のことは頭になかった。でもまぁ、とにかく1月8日だったわけだ。

1月8日は毎年やってくるわけだけど、ちょうど僕らの10回目の結婚記念日となる2016年1月8日に、僕らの結婚になくてはならなかったイエローモンキーとデヴィッド・ボウイがそろって大きな発表をしようとしているというのがね、なんだか、グッとくるわけです。僕にとってはまさに「運命の日」と言えそう。

今日はその前夜祭ということで、イエローモンキーの「FOUR SEASONS」を聴きながら呑んだ。いやー、名曲ぞろいだな。

イエローモンキーの謎の発表はいよいよ数時間後。さて、何が出てくるのかなー。

FOUR SEASONS

FOUR SEASONS

追記

1月8日、噂どおり、THE YELLOW MONKEY 再結成とツアーが発表された。

theyellowmonkeysuper.jp

natalie.mu

David Bowie の新作「Blackstar」も発売!

地元・長岡で高校の同期会に参加してきた

新年1月2日に、地元・長岡で高校の同期会があったので参加してきた。

これまでその手の会にはぜんぜん参加したことがなかった。いちばん近いのは大学の友人の結婚式かな。数年ぶりに会う仲間と近況を交換したりしていた。

とはいえ、大学と高校だと話はまた別。高校卒業以来、まったく会ってない人たちが大半を占める。

同期会はお盆の頃にもやってて、その時は大阪に戻る日に開催だったので欠席。今回は年末年始の帰省と日程が合ったので行ってみたのだった。

これまでぜんぜん開催されてなかったはずなのに、この半年で2回というのは頻度が高い、というのは、今年度に40歳を迎える僕らの学年は、高校全体の同窓会の幹事学年なのだそうだ。その同窓会開催・運営に協力してくれるメンバーが必要なので、みんなで集まって「よろしくな」ということらしい。僕もこれまで同窓会関係の案内はよく来てたのをほぼ無視していたところ、今回の案内には差出人として懐しい名前が書いてあったので目に留まった。

はじめての参加なのでどんな感じなのかぜんぜんわからずにやや不安を抱えながら会場へ。会場は典型的な座敷の宴会場だった。受付で早くも見覚えのあるヤツから「おぅ、久しぶり! いま何してが?」とバリバリの長岡弁で話しかけられてちょっと和んだ。

卒業時のクラスと名前を書いた名札を付けることになっていて、何組だったっのか思い出すのに少し苦労した。中学と高校のクラスがごっちゃになってる。

座席はクラスごとに分かれていて、テーブルには卒業写真のコピーが置いてあった。そこで自分が何組かの記憶が正しかったことを確認。同じテーブルのメンバーも、みんな見覚えがある。まわりを見渡してみると、いろんなところに懐しい顔が。いやー、久しぶりだ。僕のことなんて覚えてるのかな?

「お互い何て呼べばいいんだろう?○○君?もう大人だし○○さん?」なんてことも少し気になっていたけど、顔を合わせたら自然と当時と同じ呼び方であいさつできた。呼び捨て、○○さん、あだ名、とかね。

僕らの学年は四百数十人だったはずで、今回は90人ちょっとが集まった模様。いろいろ心配してたけど、すぐみんな打ち解けて盛り上がった。最初の座席なんて無視しまくってあっちこっちでシマができて語ってた。そしてそのシマを、自撮り棒の先にくっついた RICOH THETA が全天球写真で撮影してまわる、という光景が印象的だった。さすが我が母校。

高校の同窓会運営に向けては LINE のグループができていて、現場でさっそく登録された。高校の同級生には中学からの仲間も多い。その中学の同期会も 2016 年の秋に予定されていて、それの LINE グループにも登録してもらった。グループのメンバーを見ると懐しい名前が山ほど。LINE おそるべし。

話をした感触では、地元長岡に残っている人が多い。半分くらい?という印象。まぁ、長岡での開催だしね。東京も多い。関西組はさすがに少数だったけど、意外な人が大阪にいるという情報をもらったり、京都で最先端の研究にたずさわっている同級生に会えたりもした。関西でも何かできるといいな。

盛り上がったまま2次会、3次会といって、3次会のカラオケでは最後にみんなで校歌斉唱。高校の校歌、ものすごく久しぶりに聞いた。たしかにこんな歌だった。しかも「第2校歌」だった。「第2」って。

けっきょくカラオケ屋さんを出たのは 1:30AM 過ぎ。うん、楽しかった。

いやー、正月早々、幹事のみなさんお疲れ様でした。またみんなで会えるといいね。

2015 年が終了

2015年が終了。

せっかくの区切りなので、今年1年を振り返ってのキーワードだけでも残しておく。

Ingress

周囲の Ingress の盛り上がりを目にして、まともに Ingress をやりはじめたのがちょうど 1 年ほど前だった。最初はワケもわからず Hack ばかりして回っていて、だんだん何をするとどうなるのかがわかってきて「Ingress 散歩」に出かけるようになったりとか。

いまは一時期ほど熱心にやってなくてぼちぼち続けている感じなので、まだ L9 どまり。まぁ、今後もぼちぼち続けていくでしょう。

スプラトゥーン

5月末に発売されたスプラトゥーンに、一家そろってスポッとハマッた。ゲームとして楽しいのはもちろん、音楽、アートワークその他の演出やイベントなどなど、いろんな意味で素晴らしい作品だった。ほんと、スーパーマリオとかドラクエとかと同じくらいのインパクトと言ってもいいと思う。

年が明けても、まだまだ楽しめそう。

音楽

Apple Music が始まったおかげで、音楽を楽しむ時間が増えた。これまで興味があってもちゃんと聴いたたことなかった曲をたくさん聴いた。いまや、ビートルズまで Apple Music で聞けちゃうもんね。

マイケル・ジャクソン」と「プリンス論」という西寺郷太氏の2つの著書を読んで、マイケルとプリンスの魅力について再認識したりもした。年末はプリンスをずっと聴いてた。「HITnRUN」スバラシイ。

スターウォーズ

パパ友さんとずっと約束していた、12月18日エピソード7公開初日の上映をみた。初回を見れたのはパパ友さんのおかげ。ありがとうございました。

今年はスターウォーズのいろんなグッズ攻勢がすごかったね。それでいて事前情報はほとんどなくて、初回上映はすごく楽しめた。なんかよくできすぎてて逆にスターウォーズっぽくないくらい。

エピソード8が楽しみ。

長岡まつり

10年ぶりくらいで長岡まつりの花火大会に参戦。兵庫県に住むお義母さんにも観てもらった。お義母さんにも楽しんでもらえたし、自分としても久々に間近で花火を見れてよかった。

来年も見れるかな....

グアム

会社の旅行でグアム旅行にいった。グアムは初めて。浜辺でビールの飲みながらボーッとしたりカヤックを漕いだり、すごく楽しかった。現地でのパーティは運営サイドで、準備がたいへんだったけど、うまくいったので良し。

マインクラフト

世の中でマイクラフトが流行っているというので、僕が試したり娘にやらせてみたり。これといった目的がないゲームなので大人の僕はどう楽しめばいいのかがイマイチわかりにくい。でも娘はすごく広い豪邸を作ったり、巨大な椅子を作ったり、自由気ままに世界を探検したりと、自分なりの楽しさを見つけて大いに楽しんでいる。子どもスゲー。

海外ドラマ

今年みてたのは「アンダー・ザ・ドーム」と「ウォーキング・デッド」「ハンニバル」かな。いずれも Hulu で。

デジタル化

我が家の長年の懸案であった、VHS テープやオーディオテープのデジタル化に着手。AV ケーブルから Mac に取り込める機材を揃えたり、どこにどう保管して家族で共有するかといった課題の解決に目処が立ったのが大きかった。


というわけで、今年もみなさんにお世話になりました。2016年もよろしくお願いします。

マイケル・ジャクソン (講談社現代新書)

マイケル・ジャクソン (講談社現代新書)

プリンス論 (新潮新書)

プリンス論 (新潮新書)

オーディオテープをデジタルデータに変換中

大量にあるオーディオテープを、デジタルデータに変換して処分してしまうプロジェクト進行中。

まず家にあるカセットデッキのライン出力を Mac につないで、QuickTime Player のオーディオ収録機能で AAC に変換してみることにした。変換はできたんだけど、カセットデッキのオートリバース機能が故障していることが判明。AB面両方を1つのファイルにするには、A面の収録を開始したらしばらく待って、A面が終了したらすかさずB面にセットし直して再生という、なんともスマートではない動きをする必要がある。

こりゃ面倒だなーと思って探してみると、テープをMP3に自動変換してくれる安いプレーヤーを発見。オートリバースつき。さっそく買ってみて「これで万事解決!!変換しまくるぜ!!!」となるはずだったんだけど、どうも変換後の音がゆれる。フニャフニャとゆれすぎて、聞いてて笑えてきてしまう。んー、ダメだこりゃと、使うのを断念。安物はイカンね。

しょうがないので、オートリバースが壊れたデッキを使うことにした。AB面は別々のファイルにする。

QuickTime Player はオーディオ収録を開始するとずーっと録ってる。かといって片面終了後にすかさず止めるとか、あとでトリムするとか、面倒くさすぎるので AppleScript で片面再生終了後に自動で止まるようにした。テープごとに再生時間の部分を書換えて、再生開始と同時に実行する。

tell application "QuickTime Player"
	activate
	set recording to (new audio recording)
	start recording
	set tapeMinutes to 50 -- 50分テープの場合
	delay (60 * ((tapeMinutes / 2) + 2))
	stop recording
end tell

はじめは Automator で同様のワークフローを作ってみたんだけど、録音停止時に謎のエラーが表示されるのが邪魔なので AppleScript にした。あと、たとえば60分テープは片面きっかり30分じゃなくて、31分+αくらいになってるケースがあるので、片面あたり2分余計に録音するようにしている。

こうして、AB 面それぞれ録音して、どの面かわかるファイル名にして保存。

Foo_Bar_A.m4a
Foo_Bar_B.m4a

テープの情報はラベルに書いてある。ラベルを iPhone の Scannable アプリで撮影して、テープのファイルと並べて置くようにした。流れはこんな感じ。

  1. Scannable で撮影
  2. カメラロールに保存
  3. Carousel が Dropbox にアップロード
  4. Dropbox 経由で Mac にファイルが落ちてくる
  5. Foo_Bar.png にリネームして所定の場所に保存

対象の紙を自動で探してキレイに撮影してくれる Scannable は優秀。

いろいろ工夫するのは楽しいけど、なにせテープは大量にあるのでまだまだ作業は続く。途中でまた何かを悟って効率化できるかも。

Evernote Scannable

Evernote Scannable

Carousel by Dropbox

Carousel by Dropbox